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倍音 harmonic overtone[英] harmonischer Oberton[独]
  • 基音の振動数にたいして、整数倍の振動数をもつ上音。
ハ音記号 C clef[英]
  • 五線上の〈1点ハ音〉の位置を決める記号。この記号には、五線の第1線、第2線、第3線、第4線、第5線上におかれるものがあり、それぞれソプラノ記号、メッゾ・ソプラノ記号、アルト記号、テノール記号、バリトン記号とよばれる。
バガテル bagatelle[仏]
  • ピアノ小品に用いられる曲名。原意は(つまらない)もの。
拍 beat[英]
  • 拍子の単位。音楽の時間的継起における基本単位。拍にはまた、強拍と弱拍があり、その強弱の組合せが拍子を生む。
パッセージ passage[英]
  • 〔1〕適度な長さをもった、音楽の一部分。〔2〕走句(そうく)。
バッソ・オスティナート basso ostinato[伊]
  • 執拗(しつよう)なバスの意。低音声部で同一音型の楽句をたえず反復すること。
バップ bop[英]
  • 1940年代なかごろに発生し、モダン・ジャズの母体となった演奏スタイル。〈ビバップ〉とも。スイングの一貫したビートや固定した和声進行を打破し、ソロの自由さを獲得。ガレスピー、パーカーらが中心となった。
パート譜 part(s)[英]
  • オーケストラや室内楽で使われる、楽器パート別の楽譜。総譜の対語。
ハミング humming[英]
  • 口を閉じ、鼻音によって歌うこと。
ハーモニクス harmonics[英]
  • 〔1〕弦楽器の倍音奏法。弦に軽く触れて演奏し、倍音を出す。フラジョレット音とも。〔2〕倍音。
バラード ballade[英]
  • 〔1〕中世の歴史上または架空の物語を扱った18世紀ドイツの詩。また、それをテクストにした歌曲。
パラフレーズ paraphrase[英・仏]
  • 楽曲を自由に編曲すること。声楽曲から自由なピアノ曲を作ること。声楽曲から自由なピアノ曲を作ること。そうしてできた作品。
バリエーション 
  • 変奏(曲)。
パルティータ partita[伊]
  • 17、18世紀の用語。本来はイタリア語で変奏曲の意。のちにドイツで組曲の意に用いられる。
バロック音楽 baroque music[英] Barockmusik[独]
  • 1600年ごろから1750年ごろまでの音楽。バロックとは元来〈いびつな真珠〉の意で、ルネサンス音楽の均整に対する破格を意味した。対立する声部間の緊張、情緒表現の重視による、ドラマティックな音楽が書かれた。〈通奏低音の時代〉とよばれることもある。
半音階 chromatic scale[英]
  • オクターヴを12の半音に分けた音階。
バイ(ヴァイ)オリン[violin(英)]
  • ヴァイオリン属の高音部を担当する擦弦楽器。全長は約60cm、弦は4本でそれぞれG線、D線、A線、E線からなりE線にはスティール弦(今日ではナイロンも用いられている)、その他にはガットに金属線を巻いたものが用いられている。楽器の中で重要な地位を占め、弦楽四重奏などの室内楽では主導的な役割を果たしている。また協奏曲も現代に至るまで多数の作品が作られている。
ハイハット・シンバル[hi-hat cymbals(英)]
  • ペダルの操作で開閉する仕組みの2枚組のシンバル(上部をトップ、下部をボトムと呼ぶ)で、バス・ドラム、スネア・ドラムと共にドラム・セットの要となる。奏法として(1)クローズの状態でスティックで叩きリズム・キープする。(2)オープン&クローズ、ハーフ・オープンなどによって音の延びや切れを利用してアクセントを付ける、など多様である。
ハイ・ポジション[high position(英)]
  • ギターなどの弦楽器での、ボディに近いポジションの事。逆に開放弦を利用した1〜3フレットくらいのポジションをロー・ポジションと呼ぶ。また、ハイ・ポジションで押さえるコードをハイ・ポジション・コード、略してハイ・コードと呼ぶ。
パヴァーヌ[pavane(仏)]
  • 16〜17世紀の宮廷舞踏。ゆるやかな2拍子(初期には3拍子の曲もある)。しばしばその後に速い3拍子のガイヤルドが続いた。
ハウリング[howling(英)]
  • スピーカーから出た音がマイクロフォンに入り、アンプで増幅され、スピーカーから出て再びマイクロフォンに入る。これらの事が繰り返されると「キー」などという音が出て止まらなくなる。この現象を呼ぶ。一種の帰還発振であり、帰還ループ中の信号があるレベル以上になると生じる。またこの現象を積極的に利用したギター奏法がフィードバック奏法である。
ハウス・ミュージック[house music(英)]
  • 1980年代半ばにシカゴのゲイ・ディスコで生まれたダンス音楽。DJ達が複数の12インチ・シングルなどを用いたオリジナル・ミックスをプレイした事が始まりである。70年代のディスコから発展してきた音楽だが、より機械的な4/4拍子の変化の少ないビートにラテンやジャズ、ラップなどの音楽の要素が織り込まれて作られている。また、フレーズ・サンプリングを駆使して打ち込みとミックスしたりする事で、独自の作品を作り上げるという手法も大きな特徴である。
バウンス[bounce(英)]
  • 弾む、跳ねる、バウンドさせるの意味。音符を弾ませて演奏する事を指し、多くの黒人音楽系リズムの特徴を構成する重要な要素となっている。一般に、8分音符などを3連音符(またはこれに近い形)で演奏する事をいい、バウンスの度合いはテンポやフレージングのあり方などによって異なる。
パーカッション[percussion(英)]
  • 奏者の手足やバチなどで叩く、打ち合わせる、振る、擦る事により発音させる楽器の総称。大きく分けると、発音原理に関しては太鼓などの様に張られた皮などを振動させるものと、木琴やマラカスなどの様に特に皮や弦などを持たずに予め備わった特性により発音するものとに分けられる。また、音程に関してもグロッケンシュピールなどの様に音程を持つもの、トライアングルなどの様に持たないものとに分けられる。
バグ・パイプ[bag pipe(英)]
  • リード楽器のひとつで、チャンター(メロディ管)とドローン(伴奏管)の2種を動物の皮のバッグに収めたもの。起源は西アジアにあるが、スコットランドのものが有名。チャンターは2枚リード、ドローンはシングル・リードの場合が多い。
ハシる
  • テンポを一定にすべき部分での速すぎる演奏。
バース[verse(英)]
  • 楽曲構成上、リフレイン(コーラス)の前に配置された序奏部分を指す。リフレイン部分よりは短く、比較的平易に作られている。バースは歌ものに多く見られ、時には楽曲の冒頭部分に省略する事のできないバースが組み込まれる事もある。
バス[bass(英)]
  • 男声の声種のひとつで、最も低い声部で特に低音域を特徴的に用いる。コントラバスの意味や、バス・クラリネットなどの属の低音域を担当する楽器に付ける語として使われる事もある。
バス・ドラム[bass drum(英)]
  • 低い音を出す大きなドラム。(1)ドラム・セットにおけるバス・ドラム…床に転がす様にセットされており、専用のペダルで叩く。チューニングで音色がかなり異なる。スネア・ドラム、ハイハットと共にドラム・セットの要となる楽器で、独特なペダル・テクニックが要求される。(2)オーケストラで使われるバス・ドラム(グランカッサ)…スタンドやローラー・スタンドにセットし、専用のバス・ドラム・ビーターで演奏する。
バスーン[basson(英)][fagotto(伊)]
  • 木管楽器のひとつ。ダブル・リードで、全長が約2.4mと長いため下方管を折り返し、上方に向けた管と束ね合わせた様な構造と、中音域のツヤのある柔らかな音色が特徴。ファゴットともいう。
バックグラウンド[background/accompaniment(英)]
  • ソロ(独奏)やソリ(楽器群の合奏)の後ろで演奏される伴奏の全てを指す。一般にはバック、バッキングと略される事が多く、次の3種類に大別される。(1)リズミック・バックグラウンド:リズム・パターンを指示するもので、主にリズム・セクションによる伴奏。(2)ハーモニック・バックグラウンド:コード・プログレッションやハーモニーの変化を指示するものでピアノ、ギター、ベースなどの伴奏。(3)メロディック・バックグラウンド:オブリガード。メロディックなラインにより、ソロやソリを引き立たせる。
パッド[pad(英)]
  • (1)シンセサイザーなどの音色名のひとつ。比較的丸みのある持続音で、白玉でのコード・プレイに適し、全体のアンサンブルを包み込む様な役割を果たす音色を総称してこう呼ぶ。(2)エレクトリック・ドラム音源に演奏情報を伝える、センサーを内蔵した打面の事。(3)信号の減衰させるアッテネーター(部品、装置)の事。
ハード・ディスク・レコーディング[hard disk recording(英)]
  • デジタル・オーディオ・データをハード・ディスクに記録する録音形式。磁気テープに比べて任意の箇所の読み出し・書き込みが瞬時に行えるため、編集が容易である。CD制作などの他、ビデオのMA作業にも使われている。
ハードロック[hard rock(英)]
  • ヘビーメタルの原型。力強く突き進むリズムや歪んだギターサウンド、ブルースロックを基調としたスタイル、大音量での長時間演奏などが特徴。レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ブラック・サバスなどが有名。
ハープ[harp(英)]
  • (1)撥弦楽器のひとつ。46または47本の弦を備え7つのペダルを操作する事により半音ずつ音程を変えて演奏する。この様な構造的特徴を持っているが、連続的な半音階フレーズの演奏は不可能とされている。甘くきらびやかな音色で、オーケストラをはじめイージー・リスニングなどでも多く用いられている。(2)ブルースハープの略称。
ハーフ・ディミニッシュ・セブンス・コード[half diminished 7th chord(英)]
  • ルート(根音)、短3度、減5度のディミニッシュ・トライアド(減三和音)に短7度を加えた構成。マイナー7th(♭5)コードの別名。
ハーモニカ[harmonica/mouth organ(英)]
  • 口を付けて、息を吐いたり吸ったりする事により、内蔵されたリードを振動させて演奏する楽器。元々はオルガンの調律器具として原型を作った。種類も様々でロック、ブルースに使われる小型のもの、単音ハーモニカ、複音ハーモニカ、クロマティック・ハーモニカ、コード・ハーモニカなどがある。ハープまたはマウス・ハープとも呼ばれる。
ハーモニクス奏法[harmonics playing(英)]
  • 弦楽器の特殊奏法。弦長の1/2、1/3、1/4…の所に指をあて、ピッキングしてからすぐに指を離し、一定のピッチの倍音を強調するというもの。ギターでの奏法にはナチュラルハーモニクス、ピッキングハーモニクス、人工ハーモニクスの3種類ある。
ハモる
  • 「ハーモニーを作り出す」という意味の俗語。メロディ・パートとハーモニー・パートとの調和のとれた合奏、及びその響きを指す。
パラディドル[paradiddle(ポル)]
  • ルーディメンツ。ドラム奏法のひとつ。スネア・ドラムをマスターする上で非常に大切な基礎奏法。最も広く知られているものでは、1933年にアメリカの高名なドラマーが13名が厳選した「ドラミングの主要基礎13」を基に作られた「スタンダード26アメリカン・ルーディメンツ」である。主な奏法としてロング・ロール、シングル・ストローク・ロール、パラディドル、フラム、ラフなどがある。
バリトン[baritone(英)]
  • (1)テナーとバスとの中間にあたる男声の声域及びそのパート。(2)同一属の楽器の中において、声のバリトンに相当する音域や性格を持った楽器。(3)サクソルン属の中音域楽器。(4)17世紀後半から19世紀中頃まで、特にオーストリアと南ドイツで用いられた共鳴弦付き撥弦楽器。
パワー・アンプ[power amplifier(英)]
  • 電力増幅器。プリ・アンプやコントロール・アンプ、ライン・アンプなどの出力を増幅して、スピーカーを駆動する電力(パワー)を得るために使用される。単に電力を得る機能だけを持つ事から、プリ・アンプやコントロール・アンプと区別されている。
バンジョー[banjo(英)]
  • アメリカのカントリー・ミュージックやディキシーランド・ジャズでよく使われる撥弦楽器。バンジョーの原型になった楽器は、アフリカの黒人がアメリカにもたらしたもので、それがカントリー・ミュージックなどのサウンドに合う様に改良されて現在の形になった。奏法はギターのスリー・フィンガー・ピッキングに似たスリー・フィンガー・スタイルやメロディック・スタイルなど様々。
バンプ[vamp(英)]
  • ピアノを主体とした即興的な演奏(バンピング)に由来する。特定のメロディ・ラインが示されず、シンプルなリズム・パターンを主体として構成された部分、及びその演奏を指す。通常2〜4小節を単位として繰り返され、メロディを導入するために使われる事が多い。
パンポット[pan-pot(英)]
  • ミキサーなどにある機能で、ステレオの左右チャンネルにひとつの音を分配するボリュームの事。これを使って音像の定位を決める。
ハンマリング・オン[hammering on(英)]
  • 「槌(つち)で打つ」という意味からきたギターなどの弦楽器の奏法。指で弦を叩く事によって行うテクニックの事。楽譜上ではスラーと「H.O.」または「h」の文字によって表す。装飾音符を使う場合もある。



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